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個別指導の学習塾『教育工房あ〜く』ホームコラム一覧Vol.13 2025年度「共通テスト」の変更点について

Vol.13
これから大学受験を迎える君たちとその保護者にむけて
1.2023年度の「共通テスト」を終えて
B2025年度「共通テスト」の変更点について

さらに、2022年度に学習指導要領が改訂されたことを受け、「共通テスト」も新高校2年生が受験する2025年度から新課程に対応する内容に変わります。

そこで、今もっとも不安要素とされているのが、新たに導入される科目「情報I」です。プログラミングやデータ活用などを学ぶ「情報I」は、2022年度から高校の必履修科目になったものの、各高校での情報科教育の体制や学習進度のばらつきなど、不安要素が大きいのが現状です。
そんな中、国立大は基本的にほぼすべての大学で必須科目として利用される予定だと発表していますが、北海道大学、香川大学、徳島大学は、「共通テスト」において「情報I」の受験を必須とするものの、合否の配点には含めないことを発表しています。

数学II・Bも試験時間が数学I・Aと同じ70分になるだけでなく、内容が「数学U、数学B、数学C」に分かれ、数学Bと数学Cで各2問ずつが出題され、その中から3問選択する方式に変わります。(具体的なことは、別表@を参照ください)
他の英語、理科、社会では大きな変更はありませんが、問題形式は新課程の内容が大きく反映された問題であることは変わりまりません。

大きな変化を伴うように見える新課程の影響で不安が広がり、新高校3年生が浪人を避けるとともに、新高校2年生も挑戦せず手堅い受験先を選ぶといった安全志向に走ることが予想されます。

しかし、新課程を恐れる必要はなく、第一志望を妥協して偏差値下位の大学にしてはいけないと思います。現に昨年でも「共通テスト」の得点率が低かったため、第一志望校を諦め一段階下の大学に入学した後、自分より実力の無かった生徒が自分の希望校に合格していたことが発覚して、悔しい思いをした例がいくつかありました。

2006年度のセンター試験で英語にリスニングが導入されたときでも、得点率の平均が72.5%もあったように、一般に新規導入科目の初年度は易しく、「情報I」についても学校による授業格差といった実情を考慮し、同様の措置が取られるのではないかと予想されます。

また、新高校3年生がたとえ浪人をしても旧課程での受験は可能です。2025年度の試験を過度に怖がる必要はありません。新課程に対応した試作問題も、すでに大学入試センターのホームページに公開されています。

新課程に対応した「共通テスト」を受ける予定の生徒は、複数の文章やグラフの内容・要旨を適切に解釈する力、複数の意見とその根拠を整理する力など、どのような力が求められているかを早めに確認しておくのがよいでしょう。

(表1)

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